こんばんは。
CWTです。
英語が使えるようになりたいと思い、まずはスコアがわかりやすいTOEICに取り組んでいる初心者です。
今回はTOEIC学習者の間では有名なTEX加藤さんの「でる1000問」を一周やり終えたので紹介したいと思います。
ちなみに私の最近のTOEICのスコアは445点。
同じぐらいの点数の人は参考にしてください。
問題集の構成
TOEICテストのパート5に対応する問題が1049問収録されています。
圧巻の問題数ですね!
見た目もすごいです。分厚です。
前半が問題タイプ別の学習編、後半が実践的な文法模試編になっています。
問題タイプは七つに分けられていて、問題数はこんな感じです。
- 品詞問題・・・334問
- 動詞問題・・・102問
- 前置詞or接続詞問題・・・67問
- 代名詞問題・・・37問
- 前置詞問題・・・56問
- 関係詞問題・・・16問
- ペア表現・語法・数・比較問題・・・47問
全部で659問あります。
品詞問題だけは基礎編・応用編・発展編と、さらに三つに分けられています。
文法模試は実際のテストと同じ30問の構成で13セット用意されています。
難易度・学習の進めやすさ
対象レベル
私でも一応すべての問題に取り組んで勉強することができました。
では、私のレベルであるスコア445点がどのくらいの英語力かを実感レベルで紹介します。
中学校・高校で習った英文法は八割ぐらいは理解している感じです。
ですので、「受動態」や「現在完了形」という言葉の意味はだいたい何のことかわかります。
ただし、少し複雑になると文法の理解が完ぺきではなくなります。
例えば、「分詞構文」は知ってますが、主語が違う文が出てきたときに正しく意味が解る確率は低いです。
あと、「仮定法」も知ってますが、「倒置」とかが出てくるとお手上げですね。
ちなみに理系だったので、英語が得意だと感じていたのは中二まででした。
できた実感
まずは「できた!」と思えたことから。
問題タイプ別にいうと、品詞問題の基礎編と応用編、動詞問題、代名詞問題、関係詞問題はほとんど解けるようになりました。
もちろん最初は解けずに苦労するのですが、何せ問題数が多くて似たような問題が続きます。
それらを解いていくうちにかなり理解を深めていくことができます。
結果として、章の最後のほうではほとんどの問題に正解できるようになりました。
また、単語に関しても同じものが何度も何度も繰り返し出てきますので、知らない単語に出会ってもその都度チェックしていけば後から自然に復習できる状況があります。
TOEICは頻出単語があるため知っているか知らないかで大きな差があると思います。
1000問以上解くことで少なくともこの頻出単語は何度も目にすることができるのはかなりプラスになると思いました。
できなかった実感
逆に、品詞問題の発展編、前置詞or接続詞問題、前置詞問題、ペア表現・語法・数・比較問題はなかなか解けるようになりませんでした。
もちろん、先ほど書いたように単語は力をつけていくことができるのですが、なかなか解けるようになる実感がわきません。
というか、最後まで間違えまくりでした。
これらの共通項は個別に覚えるべき用法が多いことだと思います。
後で紹介しますが、私は一定のスピードで問題数を進めていきました。
ここで紹介した問題タイプはもっと時間をかけてじっくり覚えていったほうが良かったのかもしれません。
例外として、品詞問題の発展編は純粋に難しいです。
おそらくTOEIC高得点者がさらに得点を伸ばすゾーンだと勝手に思っております。
「お前(445点)にはまだ早い」と言われているようでした笑
かかった時間
5月5日から6月20日までの約一か月半でやり切りました。
英語の勉強は平日2時間、休日は5時間ぐらいしました。
もちろんサボった日もあれば、この問題集以外もやってる教材があるので、純粋に「でる1000」に要した時間は70時間前後だと思います。
一問ずつ問題を解いて、解説を読んで、問題の英文が理解できるまで音読を繰り返してかかった時間です。
一日30問もやればかなり疲れました。
おそらくTOEICのスコアが500未満の人は同じくらい時間がかかると思います。
文法模試の結果
最後は文法模試が13セット用意されています。
本番と同じ30問で構成されています。
どのくらい解けたのか、まとめてみましたのでご覧ください。
- 23点 15分10秒
- 24点 14分59秒
- 22点 15分45秒
- 21点 12分15秒
- 27点 13分52秒
- 26点 13分11秒
- 21点 13分06秒
- 25点 12分40秒
- 27点 14分24秒
- 24点 11分16秒
- 24点 11分07秒
- 25点 12分00秒
- 15点 13分13秒
平均・・・23.4点
でした!
八割に少し届かないぐらいですね。
しかし、もともと半分かそれ以下しか取れてなかったと思うので大きな進歩があったのではないかと思います。
ちなみに文法模試を全てやった三日後にTOEIC本番が控えているので実際のスコアとの相関関係も見えてきそうです。
それと消費時間なのですが、それぞれ10分以内で解かないと時間が足りなくなってすべての問題は解けないそうです。
私の場合は11分~15分ほどかかっているので本番では絶対に間に合いませんね笑
まとめ
- TOEIC文法問題集「でる1000問」は高校レベルの英文法をある程度理解していたら取り組めると思います。
- TOEICのパート5対策ができます。
- TOEICの傾向と頻出単語がつかめて効果は実感しやすいです。
- まとまった時間(毎日二時間ほど)が取れる人に向いてます。
- 上級者用に難しい問題もあるので、各章ごとに取り組み方を工夫するのもありです。
- 達成感が大きいです!
以上、「でる1000」のまとめでした!
本気で負荷をかけて英語の勉強に取り組みたい人にはすごくおススメですので、パワーアップを目指す方はやってみてください。
私はこれから二周目に入ります。
英語は繰り返しが大事なので。
それではまた!